カレーの匂いとともに

私は大学時代、大学の所在地の関係で荻窪に一人暮らしをしていました。東京生まれ東京育ちですが、荻窪という街のことは一人暮らしをするまで全然知りませんでした。しかし、住んでみるととてもいい街で、この街がすぐに気に入りました。

荻窪で初めてやったアルバイトは某チェーン店のカレーショップでした。最初はカレーを作るだけの仕事だから簡単だろうと高をくくっていましたが、いざ入ってみるとそんなことは全然ありません。とにかくいろんな仕事があるのだと気付きました。 私は大学が終わって夕方以降に入ることが多かったのですが、だいたい6時頃から込みだします。そこから8時くらいまでは休む暇もなしでお客さんがどんどんやってきます。料理を出したり注文を聞いたり席に案内したり・・・とやらなければならないことは山ほどあります。土日にバイトに入ったときは配達にも行かされました。荻窪の街に引っ越したばかりだったので、これはとても苦痛でした。見知らぬ土地で地図と格闘しながらようようと届ける。それでもベテランが届けるよりは時間がかかっていますので、お客さんのほうにも、「いつもより時間がかかったね」なんて皮肉を言われることもありました。

それでも根が真面目な私は、なんとかその店で2年間続けることができました。2年後、大学の校舎の変更でまた引越しせざるを得なかったのですが、そういうことがなければずっと続けていたと思います。とにかく荻窪のことを思い出すと、あのカレーの匂いとともに思い出されます。

配達の仕事と言えば、新聞配達です。最初は先輩についてバイクや自転車2台で1軒1軒お客様を覚えるそうです。わたしもそれくらいのことをしていればもっとスムーズにお届けすることができたはず。仕事は、何を一番最初に覚えるべきか?しっかりポイントを抑えないと自分が苦労しますね

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